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「団信」と呼ばれる「団体生命信用保険」への加入

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住宅ローンを組む時、金融機関から必ずと言っていいほど条件として提示されるのが「団体生命信用保険」です。

 

略して「団信」とも呼ばれます。

 

おそらくその場になるまで「聞いたことがない」と言う方がほとんどでは、と思われるこの「団信」、加入することにどのような意味があるのでしょうか?



団信への加入①団信とはなにか?

 

団体生命信用保険


団信とは、住宅ローンの返済中に返済者に何か不測の事態があった際に、保険金によってローンの残金を支払う保証制度のことです。

 

「何かあった時」とは、ずばりローンを組んで、返済主が亡くなった時のことを指します。

 

この時に団信に加入していることで、残りのローンを全額支払ってくれます。

 

さらにオプションとして、日本人の三大疾病(脳卒中・心疾患・がん)にかかった場合でも全額払ってくれるようにもできます。

 

さらにさらに、三大疾病に五を加えて八大疾病(糖尿病、高血圧症、肝硬変、慢性膵炎、慢性腎不全)になった場合に全額払ってくれるようにすることも可能です。

 

手厚い形で住宅ローンを組むご本人やご家族に安心をもたらしてくれるもの、と言えるでしょう。


 

【団信への加入②ほぼ公的機関が事業を行う】


提供している団体としては、(独)住宅金融支援機構や(一社)全国信用保証協会連合会があります。

 

住宅金融支援機構は元住宅金融公庫ですし、全国信用保証協会連合会は公益法人です。

 

民間団体とは言え、公的色彩の強い、ほぼ公的機関と見なしてもいい団体により運営されていると言っていいでしょう。

 

残念ながら不況の引き金として有名になりましたが、アメリカのサブプライムローンのように、住宅ローンをいかに円滑にしてトラブルを防ぐかは、国の経済にとっても大きな問題なのです。

 

その意味でも、公的に住宅ローンの円滑な運用を促すもの、とも言えます。


団体生命信用保険2


団信への加入③注意点


残念ながら、人によっては加入を断られる場合もあり注意が必要です。

 

理由は健康状態、ざっくり言えば持病によっては入れないこともあります。

 

団信への加入がローンを組む条件となっている場合、ローンを組めなくなってしまいます。

 

ここで注意して考えるべきなのが、生命保険との組み合わせです。

 

いざという時の備えとしては両者とも一緒ですが、生命保険の場合、持病があっても加入できる場合もあります。

 

もしローンを組んだ方が死亡した際、生命保険でローンの残りを完済できれば、結果的には同じことになるとも言えます。

 

ただし当然ですが生命保険で完済できるとは限りませんので、ローンの完済に限れば団信の方が有利なのは間違いありません。

 


まとめ


団信がなぜローンを組む際の条件になるかは、よくお分かりいただけたと思います。

 

ご自信の健康状態に合わせ、どこまでの疾病保障を付けるかを注意してお考えください。

 

もし加入できない場合は、上で出てきました(独)住宅金融支援機構が提供する「フラット35」のような持病があっても組めるローンを組み、生命保険と組み合わせて同じような保障体制を考えるようにしましょう。

 

大阪でマイホーム購入を検討されている方は、まずはお気軽にすまいる不動産株式会社までお問い合わせください

 

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