マイホーム購入の際には、様々な手数料がかかります。
その一つに挙げられるのが、仲介手数料です。
おそらくよく聞く不動産用語の一つだと思いますが、これには消費税がかかることをご存知でしょうか。
今回は、不動産売買の際に必要な仲介手数料についてご紹介します。
不動産売買で支払う仲介手数料は消費税がかかる
仲介手数料とは、不動産の売買手続きで仲介業者に支払う費用の事を言います。
仲介手数料は不動産の購入の価格に応じて変わり、上限が決まっています。
関連記事:不動産購入時に仲介手数料が無料または半額になる理由は何?
多くの仲介事業者は、この金額を上限いっぱいまで設定しているため、買主様には数十万円から数百万円の負担が発生します。
しかも、冒頭で述べたように仲介手数料には消費税がかかるため、意外と負担が大きくなります。
後で「え?こんなにかかるの?」と驚かないように、まずは購入を検討している物件の仲介手数料がどれくらいになるのか確認しておきましょう。
不動産売買でかかる仲介手数料と消費税の計算方法
では、仲介手数料に消費税をかけると、一体どのくらいの金額が必要なのでしょうか。
仲介手数料は、(売買価格×3%+6万円)×消費税という簡単な計算で求めることができます。
そしてこの式で求めた金額に消費税をかければ、買主様が支払う仲介手数料が分かります。
ただし、広告で打ち出している売買価格は消費税が含まれているケースが多いです。
そのため、うっかり税込み価格で計算すると二重に消費税がかかった金額となってしまうため、くれぐれもご注意ください。
不動産売買でかかる仲介手数料 消費税が上がると金額はいくら変わる?
ところで、2019年には消費税が8%から10%へ増税されることが決まっています。
もし増税後に不動産を購入すると、仲介手数料はどれくらい違いがでるのでしょうか。
以下の例で比べてみました。
例:2,500万円の物件を購入する場合
消費税8%…2,500万円×3%+6万円=81万円
81万円×1.08=87万4,800円
消費税10%…2,500万円×3%+6万円=81万円
81万円×1.10=89万1,000円
上記のように、同じ物件価格でも消費税が2%上がるだけで1万5,000円以上も仲介手数料に差が出るのです。
そしてこの差は、物件価格が上がるごとに広がるためご注意ください。
まとめ
いかがでしたか?
仲介手数料は、不動産購入にかかる諸費用の中でも占める割合が大きい金額です。
不動産購入前は、物件価格だけでなく仲介手数料の上限や計算方法もぜひチェックしておきましょう。
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